なるほど!チーズができるまで

  • 受乳(じゅにゅう)

    牧場からきた生乳(せいにゅう)を検査するよ!

  • 分離(ぶんり)・標準化(ひょうじゅんか)

    生乳(せいにゅう)の成分を整えるよ!

  • 除菌(じょきん)・殺菌(さっきん)

    菌(きん)をへらして高温でやっつけるよ!

  • 乳(にゅう)を固めてカードをつくり水分をぬく

    乳酸菌(にゅうさんきん)と酵素(こうそ)を入れて固めるよ!

    カードってなに?
  • カードを重ねてひっくり返す

    水分を取りのぞくよ!

    ホエイってなに?
  • ここから工程が2つにがわかれるよ。見たい方をえらんでね!
    「チェダーチーズ」の工程を見る 「モッツァレラチーズ」の工程を見る
  • きざんで塩を入れる

    細かくきざんでいくよ!

  • 成形(せいけい)・フィルム包装(ほうそう)

    ブロックの形に固めるよ!

  • 検査・冷却(けんさ・れいきゃく)

    検査してから冷やすよ!

  • 加熱(かねつ)して練る

    おもちみたいに練っていくよ!

  • 成形・冷却(せいけい・れいきゃく)

    形をととのえて冷やすよ!

  • 塩水につける

    雑菌(ざっきん)がふえないようにするよ!

  • フィルム包装・検査(ほうそう・けんさ)

    包んでから検査するよ!

  • 熟成・保管(じゅくせい・ほかん)

    チーズの風味のきめてになるよ!

    チーズの栄養ってどのくらい?
  • 検査(けんさ)

    工場を出る前にも検査されるよ!

  • これでナチュラルチーズのできあがり!他の工場にとどけて、スライスチーズなどのいろいろな商品に加工されるんだよ。みなさんも明治のチーズを食べくらべてみてね!

チーズの工程
確認できる工場はこちら

カードってなに?

生乳(せいにゅう)に乳酸菌(にゅうさんきん)と酵素(こうそ)を入れると、固まりと水分(ホエイ)に分かれます。この固まりを「カード」または「凝乳」(ぎょうにゅう)とよんでいます。たんぱく質・脂肪(しぼう)・カルシウム・ビタミンなどの栄養がいっぱいです。カードを熟成(じゅくせい)させることでナチュラルチーズになるのです。

ホエイってなに?

生乳(せいにゅう)に乳酸菌(にゅうさんきん)と酵素(こうそ)を入れると、固まりと水分に分かれます。この水分のことを「ホエイ」または「乳清(にゅうせい)」といいます。チーズをつくるときには、たくさんのホエイが出ます。高たんぱく低脂肪(ていしぼう)なので、食品の原料や動物のえさなどに活用されています。イタリアには、ホエイを加熱してつくるリコッタがあります。

チーズの栄養ってどのくらい?

チーズの栄養分は、なんと牛乳(ぎゅうにゅう)の10倍! 100グラムのチーズをつくるためには、およそ1000ミリリットルの牛乳が必要です。チーズには牛乳の栄養をぎゅっと固めてつくられているんです。