野菜辞典

原産国や歴史、名前の由来をご紹介します。また、旬の時期や選び方、保存方法などをご紹介していますので、野菜とうまくつきあってくださいね。


タケノコ

タケノコ

イネ科マダケ属

タケノコご飯をはじめ、天ぷら、煮物、炒め物など、春の出あいの料理としてなじみ深いものです。
ビタミンB1が比較的多く、チロシン、アスパラギン、ベタインなどの成分で、独特のうま味を感じさせてくれます。

原産地:中国江南地方
選び方
穂先が黄色で外皮の色つやがよく、切り口がみずみずしいものが新鮮です。水分が減ってきているものは風味も低下しています。また、穂先が緑色のものは日に当たったもの。筋が堅く、えぐみが強いので気をつけましょう。
保存方法
「朝掘ったら、その日のうちに」と言われるくらい鮮度が大切。時間がたつほどアクが出て苦味やえぐみが強くなります。
歴史・経緯
中国江南地方から18世紀初めに琉球に伝わり、江戸中期に全国に広がりました。、薩摩藩主島津公が琉球から入手した株を藩邸に植えたのが始まりとされています。主産地の鹿児島県をはじめ、現在では各地で栽培されるようになりました。

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