野菜辞典

原産国や歴史、名前の由来をご紹介します。また、旬の時期や選び方、保存方法などをご紹介していますので、野菜とうまくつきあってくださいね。


インゲン(サヤインゲン)

インゲン(サヤインゲン)

マメ科インゲン属

インゲンは、収穫までの期間が短く、1年に3度も収穫できることから、関西では「サンドマメ」とも呼ばれています。煮物やお浸しなど日本料理にもよく使われています。
サヤインゲンは、明治時代に、若いインゲンを莢ごと食べはじめ、うまれたものになります。

原産地:メキシコ南部、中央アメリカ
選び方
緑色が濃く、細めでみずみずしいもの、豆の形がはっきり出ていないもの、先端がピンとしているものが良品です。染みや黒ずみがあるものは古いので気をつけましょう。
保存方法
風にあたるとしなびるので、ラップに包んで冷蔵庫で保存します。
名に関すること
隠元禅師が伝えたことからインゲンマメと名づけられたとされています。
(禅師が伝えたのはフジマメとする説もあり、関西ではこれをインゲンと呼びます)
歴史・経緯
メキシコ南部、中央アメリカの先住民たちの重要な作物のひとつとされ、17世紀にヨーロッパ全域に広がりました。
日本へは、江戸時代中国から伝えられました。

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