野菜辞典

原産国や歴史、名前の由来をご紹介します。また、旬の時期や選び方、保存方法などをご紹介していますので、野菜とうまくつきあってくださいね。


ゴボウ

ゴボウ

キク科ゴボウ属

野菜の中でも食物繊維が飛び抜けて多いといわれるゴボウ。実はゴボウを食用としているのは日本だけで、原産地や中国では薬用として、解毒、解熱、鎮咳などの治療に使われています。
歯ごたえを楽しみたいときは、繊維にそって縦に切り、やわらかめにしたいときはさきがけにするなどゴボウ特有の歯ごたえも楽しめます。

原産地:ユーラシア大陸北部
選び方
泥つきのもの、洗ったもの、カットされたものが売られています。ゴボウ独特の風味やうま味は皮にあるため、手間はあっても泥つきの方が風味は断然よいです。太さが均一で太すぎず、ひげ根やこぶがない、適当な湿り気があって肌がキレイなものが良質です。
保存方法
泥をつけたまま濡らした新聞紙に包み、冷暗所に立てておきます。水洗いしたものは、できるだけ早めに使いきりましょう。
歴史・経緯
日本へは中国から渡来したと言われており、その記録は平安時代の『本草和名』に、キタキス、ウマフブキの名で記載されています。

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