野菜辞典

原産国や歴史、名前の由来をご紹介します。また、旬の時期や選び方、保存方法などをご紹介していますので、野菜とうまくつきあってくださいね。


エダマメ

エダマメ

マメ科ダイズ属

ダイズの若莢を未熟なうちに収穫したもの。完熟すると「畑の肉」と呼ばれるダイズになるだけあり、タンパク質やビタミンB1、カルシウムが豊富です。ダイズにはないビタミンCも多く含みます。塩ゆでにしたり、豆を取り出し、炒め物や豆ご飯、甘く味つけたずんだ和えの衣としても利用されています。

原産地:中国
選び方
豆がよくふくらみ、莢の緑色が濃く、大きさが揃っているものが良質です。莢だけを袋につめたものもありますが、枝つきの方が鮮度がよいです。枝や葉に褐色がなく、枝と枝の間隔が短いものを選びましょう。
保存方法
買ったその日が最もおいしくいただけます。長く保存する場合は、ゆでて冷凍するとよいでしょう。
名に関すること
山形や新潟には、「ダダチャマメ」や「一人娘」、(あまりにもおいしいので誰にも)「いうなよ」などのユニークな名前のものも多い。
歴史・経緯
穀物用としてのダイズは、東アジア原産で、中国では紀元前2000年から栽培されていましたが、エダマメとしての利用は17世紀末から。次第にダイズ用とエダマメ用の品種が分かれ、最近では200にも及ぶエダマメ専用品種が発表されています。

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