野菜辞典

原産国や歴史、名前の由来をご紹介します。また、旬の時期や選び方、保存方法などをご紹介していますので、野菜とうまくつきあってくださいね。


赤ピーマン

赤ピーマン

ナス科トウガラシ属

トウガラシの仲間で、辛味をなくし、大型に品種改良したものです。
ビタミンA、Cのほか、油と相性のいいカロチンも豊富なので、炒め物や肉詰めにすると栄養の吸収がよくなります。
緑ピーマンは、未熟なうちに収穫したもの。
完熟するにつれて、カプサイシンという赤色色素が増えて赤ピーマンになります。

原産地:熱帯アメリカ
選び方
果肉が厚く、ヘタがピンとしているものが新鮮です。
斑点や傷がないものを選びましょう。
形と味はあまり関係ないですが、曲がりや凹みがない方が、肉厚で料理がしやすいです。
保存方法
ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存します。ヘタの部分からカビが生えてくるので、時々チェックしましょう。
歴史・経緯
15世紀の終わり、コロンブスがヨーロッパへ持ち帰り、世界中に広がりました。
諸説がありますが、この時期日本に伝来したのは、辛味種のトウガラシだと言われています。甘味種のピーマンが来たのは明治時代初期で、戦後ようやく食卓に定着しました。

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