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特殊ミルク

生まれつきの代謝の異常などにより、母乳や市販の粉ミルクを飲めない赤ちゃんがいます。こうした乳幼児のために、明治は栄養補給や治療用の「特殊ミルク」を製造し、お届けしています。特殊ミルクには、国の助成事業として無償で提供される「登録特殊ミルク」と企業が無償で製造・提供する「登録外特殊ミルク」があり、あらゆる適応症に対応したミルクを供給し続けています。

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特殊ミルクの取り組み

赤ちゃんの命を救う「特殊ミルク」

私たちは“代謝”という体内のしくみによって、食べもの(栄養素)をエネルギーなどに換えて生きていますが、この代謝に不可欠なのが酵素です。酵素の働きが十分でないと代謝は正常に行われず病気になります。

この酵素を先天的に持たない赤ちゃんがいます。これらの赤ちゃんは、母乳や育児用粉乳による哺育ではさまざまな障がいが発生し、生命の危険にもさらされます。こうした乳幼児の治療と栄養摂取を目的につくられたのが「特殊ミルク」です。代謝異常のある乳幼児にとっては、1日たりとも欠かせない非常に大切なミルクなのです。

登録特殊ミルク


災害時にも必要としている方へ
2011年3月、東日本大震災が起こった際に、自衛隊機や当社の緊急車両を利用し速やかに特殊ミルクの緊急輸送を行いました。被災地の大学病院をはじめ、特殊ミルクを必要とする乳幼児の元にお届けしました。

特殊ミルクをお届けする体制

先天性代謝異常症は早期に発見し治療を行うことが重要です。そこで日本では新生児マススクリーニングを導入し、生後間もない赤ちゃんの血液検査を公費で実施。代謝異常が発見されると、医師の指示に従って特殊ミルクが与えられます。

この治療に必要な特殊ミルクの安定供給を目的に、1981年「特殊ミルク共同安全開発事業」が発足しました。以来、恩賜財団母子愛育会に設置された特殊ミルク事務局、医療機関、粉ミルクメーカーの3者の協力のもとに特殊ミルク事業が円滑に進められています。

明治の粉ミルク事業と特殊ミルク

1923年、日本で初めてビタミンB1を添加した乳児用ミルクを発売して以来、明治は"フォアマザー、フォアベビー"の考えのもとに粉ミルク事業を進めてきました。日本で最大規模の母乳調査や赤ちゃんの発育・哺乳量・便性調査をもとに、より良い粉ミルクを研究し開発。現在、『明治ほほえみ』は国内トップブランドとして広く支持されています。

こうした長い歴史の中で培ってきた技術・ノウハウを基盤に、明治は特殊ミルク事業に力を入れています。現在明治では、特殊ミルク共同安全開発事業に登録され厚生労働省の助成対象となっている特殊ミルク(登録特殊ミルク)をはじめ、非先天性代謝異常症のための治療用特殊ミルク(登録外特殊ミルク、無償)など、合計21品を製造し、安定供給しています。赤ちゃんの健やかな発育を願って、これからも明治は粉ミルクのリーディングカンパニーとしての使命を果たしてまいります。

登録外特殊ミルク

特殊ミルク製造環境
明治の特殊ミルクは、食機能科学研究所内にある小田原工場のプラントで多品種、少量生産されています。研究、検査部門と製造部門が緊密に連携した安全第一の体制のもとに、安定供給しています。
試験所の国際規格「ISO17025」認証を取得し、ロットごとに成分分析を行うなど特殊ミルクの品質に万全を期しています。