おっぱい(母乳)を飲ませるときのコツ

おっぱい(母乳)を飲ませるときのコツ

生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ吸う力が弱くおっぱい(母乳)をじょうずに飲めないことも多くあります。 授乳には慣れも必要なので最初はうまくおっぱいを与えるのが難しいかも知れませんが、飲ませるコツを掴んで徐々に慣れていきましょう。

赤ちゃんを引き寄せて

赤ちゃんを引き寄せて

赤ちゃんの口の高さと乳頭の高さをあわせ、からだが向かいあうように抱きます。新生児期はクッションやタオルなどを利用するといいでしょう。

乳輪まで含ませる

乳輪まで含ませる

乳首だけで飲ませないように気をつけて。赤ちゃんの口が開いた瞬間、乳輪まで口いっぱいに含ませます

飲ませたあとはゲップ

飲ませたあとはゲップ

母乳といっしょに飲みこんだ空気を吐き出させます。赤ちゃんを立たせるように抱き上げ、背中を下から上にさすったり、軽くたたいたりしてゲップをさせます。

最初のうちは、母乳の分泌もけっしてよくありません。もともと、母乳は赤ちゃんが吸うことが刺激になって分泌もよくなるのですが、赤ちゃん自身もまだ吸う力が弱く、吸い方もじょうずではありません。お互いに徐々に慣れていきましょう

おなかをすかせて目覚めて泣いて……そのたびに授乳することで、赤ちゃんも少しずつ飲むのがじょうずになりますし、母乳の分泌も活発になっていきます。

授乳のタイミングや間隔、乳房を含ませている時間、方法は、医師や助産師などが教えてくれます。あせらず、お産の疲れをいやしながらスタートしましょう。

ご指導いただいた先生

  • 恩賜財団母子愛育会
    総合母子保健センター愛育病院院長
    中林正雄先生
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