お風呂の入れ方は?

お風呂の入れ方は?

お風呂は新陳代謝をうながすことと、体を清潔にすることを第一に考えます。1ヵ月まではベビーバスでその後は大人と一緒でもかまいません。

赤ちゃんの体に負担がかからないように5~6分できりあげるようにしましょう。授乳の前後ではない、機嫌のよい時間を選びます。温湯は38~39℃程度、湯ざめさせないためにも、室温は20~25℃くらいにしておきましょう。

顔→頭→手→脇→首→胸→腹→足→股→背中→おしりの順に洗っていきます。ガーゼかお母さんの手でせっけんやシャンプーを泡立ててやさしく洗ってあげましょう。上がったらタオルで十分に水分をとり、ベビーローションで保湿をし、服を着せます。

お風呂は赤ちゃんとの大切なコミュニケーションの場です。はだかのときに皮膚のトラブルがないか全身のチェックをします。「きれいになったね。気持ちいいね」と声をかけながら楽しく入れてあげましょう。

大人と一緒のお風呂はいつから?

大人と同じお風呂で心配なことは、衛生面と温湯や室温の管理です。新生児期を過ぎて1~2ヵ月頃をめどにベビーバスを卒業して家族と一緒に入ってもよいでしょう。

シャワーだけでもいい?

赤ちゃんは大人よりも新陳代謝がはげしく、あせもの予防などからもシャワーだけではすみずみまで汚れが落ちないので、1日1回の入浴は行いましょう。暑い夏場は入浴とは別に日中1~2回シャワーなどで汗を流してあげましょう。

監修

  • 恩賜財団母子愛育会
    総合母子保健センター愛育病院・新生児科部長
    加部一彦先生
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